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カスタムプロダクトページの最大限の活用
App Storeでのカスタムプロダクトページの効果を最大限に活用する方法を学びましょう。ベストプラクティスやデータに基づいた推奨事項について説明するほか、カスタムプロダクトページを活用して特定のユーザーにリーチしたデベロッパの成功事例も紹介します。
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こんにちは ご参加いただきありがとうございます 本日はカスタムプロダクトページを 最大限に活用する方法について お話しします このプレゼンテーションは App Storeの カスタムプロダクトページについて すでにご存知で さらに活用したいと考えている方が 対象です この機能の概要や設定方法については Apple Developer Webサイトの 「カスタムプロダクトページの活用」 のビデオをご覧ください それでは 本日の内容に入りましょう App Store Business Managementチームの Savannahと Apple Search Adsチームの Chrisがお送りします まず カスタムプロダクトページの 概要を簡単に振り返ります 次に この機能を活用したデベロッパの 成功事例をいくつか紹介します その次に Chrisから Apple Search Adsでの カスタムプロダクトページの 利用方法について デベロッパの成功事例とともに 紹介します 最後に カスタムプロダクトページの 作成を続ける上で 覚えておくべき全般的なポイントを いくつかお話しします
まず カスタムプロダクトページについて 復習しましょう
カスタムプロダクトページでは App Storeのプロダクトページの 追加のバージョンを作成できます バージョンごとに特定の機能や コンテンツに焦点を当て 特定のオーディエンスにアピールできます 「Mountain Climber」 というAppを例に挙げると お気に入りの登山家をリアルタイムで 追いかけたいユーザー向けには ライブストリーミング機能を 強調したページを作成し 別のページでは ハイキング中の友人を 見つけるのに役立つ GPSトラッキング機能に 焦点を当てることができます
カスタムプロダクトページごとに スクリーンショットとAppプレビュー プロモーション用テキストを カスタマイズできます App Store Connectでは最大35種類の カスタムプロダクトページを作成できます デフォルトのプロダクトページと同様 各ページをローカライズできます カスタムプロダクトページは Appバイナリとは別に 単独でApp Reviewに提出でき 新しいビルドを提出しても カスタム プロダクトページは維持されます App Store外でのマーケティングでは 固有のURLを使用することで 特定のカスタムプロダクトページに ユーザーを誘導できます
App Store Connectの Appアナリティクスを使用すると カスタムプロダクトページごとに 閲覧数 合計ダウンロード数 コンバージョン率などの パフォーマンスや 様々な指標を確認できます 平均リテンション率や セッション数などの追加指標もあり ダウンロード後のユーザー エンゲージメントの理解に役立ちます
App Store Connectの「獲得」タブで すべてのカスタムプロダクトページの パフォーマンスを一覧で簡単に確認でき デフォルトのページとの比較もできます
ここで重要な指標はコンバージョン率です これは プロダクトページの ユニークビジターで ダウンロードおよび再ダウンロードへの コンバージョンがあったユーザーの 割合です これがカスタムプロダクトページの パフォーマンスを評価する上で 中心的な指標となります
「メトリックス」タブでは 同じデータを プロダクトページごとに確認でき 経時的なトレンドも表示できます
特定のカスタムプロダクトページの パフォーマンスを掘り下げたい場合は ページ名でフィルターをかけられます 例えば competitive hiking ページを指定すると
このページに関連する 追加の指標が表示されます
このページの合計収益と 購入ユーザー数を確認したり 購入ユーザー1人あたりの 平均収益などの指標を 計算したりできるので インストール後のパフォーマンスを 最適化するための 重要な指標として活用できます
次に この機能をマーケティングに うまく活用したデベロッパの事例を 見てみましょう
デベロッパは様々な形で カスタムプロダクトページを 活用しています 今日取り上げる3つのユースケースは
特定のオーディエンスへのリーチ 季節限定のアップデートとイベントの宣伝 特定のコンテンツと機能のアピールです まず 最初の2つのユースケースについて デベロッパの成功事例を紹介します 最後のユースケースについては Apple Search Adsチームの Chrisに次のセクションで 紹介してもらいます 特定のオーディエンスへのリーチ から始めましょう
「ステート・オブ・サバイバル」は FunPlusによる 大人気ストラテジーゲームで プレイヤーはシェルターの構築や 装備のアップグレードを行い 同盟を組んで ゾンビがのさばる世界を生き抜きます
FunPlusは カスタムプロダクトページを使って リファラル経由の コンバージョン率を改善し マーケティングチャネルで より多くのロールプレイングゲーマーに リーチしたいと考えました
そこで IronSourceの協力を得て 同社の様々なソースAppをもとに ロールプレイングゲーマーを対象とする オーディエンスセグメントを作成し
このオーディエンスグループ向けに 5つのスクリーンショットすべてを カスタマイズしました 成果を評価するため KPIとして コンバージョン率と インストール単価に注目しました
実際に見てみましょう 左側がデフォルトのプロダクトページです スクリーンショットで 幅広いオーディエンスに向けて ゲームの様々な特徴を アピールしています
右側がカスタムページです スクリーンショットが一新され ゲーム内の様々なキャラクターを アピールしています このカスタムプロダクトページを導入し RPGのオーディエンス向けの マーケティングに力を入れたことで コンバージョン率が33%向上し インストール単価は14%低下しました
この事例から何を学べるでしょうか FunPlusは RPGを楽しんでいる プレイヤーをセグメント化し スクリーンショットに加えて ストア外の マーケティングクリエイティブで ゲームのRPG要素をアピールしました それにより コンバージョン率を向上させ インストール単価を低下させています カスタムページをデザインする際は 様々なオーディエンスグループに ついて考え マーケティングキャンペーンで 対象のオーディエンスセグメントを特定し そのユーザージャーニーを通じて 特定のコンテンツを 提示する方法について検討します
次に 季節限定のアップデートと イベントの宣伝について 別のデベロッパの例を見てみましょう 「CBS Sports」はスポーツの最新情報を いち早くチェックできる無料Appです バスケットボールトーナメントの March Madnessの期間中に CBS SportsのWebサイトに アクセスする モバイルユーザーを対象とした マーケティングの効率を高めたいと 考えていました カスタムプロダクトページで 5つのスクリーンショットすべてを カスタマイズして トーナメントを強調し コンバージョン率と登録数の対前年比で 成果を測定しました デフォルトのバージョンと比較して 季節限定ページはこのように なっていました デフォルトのページでは スポーツのライブ視聴や 試合結果の記録などの 定番機能をアピールしていました 右側が季節限定ページで March Madnessが強調されています スクリーンショットがカスタマイズされ 大会予想を入力してフォローする機能や 友人と一緒に楽しめる機能など 期間限定の機能が取り上げられています スクリーンショットの画像では App内の関連UIも示されています このメッセージが このイベント専用の機能を 強く印象付けるのに一役買いました その結果 このカスタムプロダクトページの コンバージョン率は20%向上し トーナメントに向けた登録数は 前年比で48%の向上が見られました
CBS Sportsは季節限定 コンテンツの好例であり ブランドキャンペーン全体で テーマの一貫性が取れています Appで強調したい季節限定の コンテンツや機能について検討し 特定のオーディエンスに向けて アピールできます
ここまでの2つの成功事例では カスタムプロダクトページに ユーザーを誘導するために 外部のマーケティングチャネルを 使用していました 有料メディアキャンペーンでカスタム プロダクトページを使用する場合の エコシステムの流れはこのようになります App Store Connectで承認されたURLを 皆さんが選定した マーケティングパートナーと 共有する必要があります マーケティングパートナーは カスタムプロダクトページが ソースAppで正しく表示されるように StoreKit連携の設定を アップデートする必要があります マーケティングパートナーが このアップデートに対応していると カスタムプロダクトページが ユーザーに表示されます マーケティングパートナーが 未対応の場合は デフォルトのページが ユーザーに表示されます パートナーとアクティビティの トラッキングを行う場合は AppTrackingTransparency フレームワークを使用して ユーザーの許可を得る必要があることに 注意してください
カスタムプロダクトページを使用して 外部ソースからユーザーを誘導する 方法について説明しました では Apple Search Adsで カスタムプロダクトページを 使用する方法を見てみましょう ここからはChrisに交代して 連携と関連する重要事項について 説明してもらいます
Savannahからも お話しした通り Apple Search Adsでは カスタムプロダクトページと シームレスに連携し 承認済みのページアセットを使用して 検索結果での広告パターンや Todayタブ広告キャンペーンを 設定できます
Todayタブキャンペーンでは App Storeで最初に表示されるタブで Appのプロモーションを行い 右から左に動くクリエイティブで ユーザーの注意を引くことができます
Todayタブに広告を掲載するには 縦向きなら少なくとも4つ 横向きなら5つの画像を含む クリエイティブのガイドラインを順守した カスタムプロダクトページが必要です
選択したカスタムプロダクトページの アセットが 暗色のぼかしの視覚効果とともに 表示されます 背景はアセットから自動的に生成されます インパクトの大きなデザインで よく目立つプレースメントであるため App Storeでより多くのユーザーにリーチし Appの認知度を高め 興味を持ってもらうのに最適です
検索結果キャンペーンの場合 カスタムプロダクトページに基づいて 様々なキーワード広告グループに応じた 広告パターンを作成できます ユーザーの検索に関連した Appのコンテンツを アピールするのに最適です いくつかの例を紹介します まずは「百度」です 中国でトップクラスの 検索エンジンプラットフォームで 日々の生活に役立ち 豊かにしてくれる 様々なコンテンツや製品 サービスを ユーザーが検索できるように サービスを提供しています
中国では誰もが百度を知っています 実際には 誰もが百度を知っていると 思っています
しかし 百度は単なる検索エンジン ではないことを知ってもらうため 従来の検索以外のApp内機能の 認知度を高めたいと考えていました そこで Apple Search Ads キャンペーンで 特定のキーワードテーマに応じた 広告クリエイティブを使用するために カスタムプロダクトページに基づく 広告パターンを作成しました
具体的には 写真や画像認識の 関連キーワードに対して カスタム広告が表示されるようにして 写真の中の文字を翻訳する機能や 写真に映っている物を特定する 機能などをアピールしました
カスタムクリエイティブによって 百度チームは App内の様々な機能を宣伝して それらの機能の認知度を高め 利用につなげることができました カスタムプロダクトページを使用した 広告パターンで 広告の関連性とユーザーエクスペリエンスを 最適化したことにより インストール率が10%向上しました
まったく違う業界ですが ドイツの小売企業Ottoが 百度と同様のアプローチを採用しています 対象となったのは 幅広い商品を 取り揃えたショッピングAppです このAppの顧客層の拡大とは ファッションから家具に至るまで 様々なものの購入に関心を持つ 多様なユーザーにリーチすることを 意味します
幅広い潜在顧客にアプローチするため OttoのチームはApp Store Connectで 新しいカスタムプロダクトページを作成し デフォルトのプロダクトページとは異なる Appプレビューとスクリーンショット プロモーション用テキストを掲載しました
Ottoではこれらの カスタムプロダクトページに基づく 広告パターンを作成し 家具 ファッション 電気機器の 主要3分野の広告グループに注力しました
この新しい広告クリエイティブでは 3分野の顧客が App Storeで検索している対象と 明確な関連性がある App内の特定のコンテンツを 視覚的に強調しました
例えば 家具のテーマには 椅子や コーヒーテーブルの画像を使用しました
このように より関連性の高い 広告パターンを作成することで ユーザーがApp Storeで検索しているものと 広告に表示されるものを うまくマッチさせることができました その結果 デフォルトの広告より インストール率が12%向上しました
カスタムプロダクトページを活用して App Storeで機能やコンテンツを アピールしたデベロッパの事例は 多数ありますが そのうちの2つを紹介しました ほかにも広告主が カスタムプロダクトページを活用して 特定のシーズンやプロモーション期間に ユーザーの関心を惹きつける 関連性の高いカスタム広告を作成したり リリース時に コンテンツの特長や App内イベントを宣伝したり 以前のユーザーに Appの機能を思い出してもらったり 特定の国や地域で共感が得やすい スクリーンショットやプレビューを 使用したりしています
ありがとう Chris Apple Search Adsと 外部リファラルの両方について デベロッパの成功事例を紹介しました それでは カスタムプロダクトページを 最大限に活用するための 全般的なポイントをいくつか 確認しましょう
カスタムページのURLを 実際に使用する前に マーケティングパートナーと 連携している場合は パートナーがこの機能に 対応しているかどうかを確認しましょう ユーザーをページに誘導する場合は 事前にURLのテストを行います 最適な結果を得るには インストール数と コンバージョン率を達成するのに オーディエンスの規模が 十分であることを確認します 最後に 複数のキャンペーンの インストール後のパフォーマンスを 測定する場合は 使用する予定のキャンペーンまたは チャネルごとに 別々のカスタムプロダクトページを 作成することを検討します カスタムプロダクトページの 提出に関するポイントとしては 提出のタイミングについて よく考えておくことをおすすめします カスタムプロダクトページの提出は Appのリリースとは別で行えますが 新規提出とAppのリリースの タイミングが重ならないように Appのリリース予定を考慮しましょう 頻繁にAppをアップデートする場合は カスタムプロダクトページをAppと一緒に App Reviewに提出すると 時間の短縮になる可能性もあります 最後に 提出のプロセスを円滑に進めるため App Reviewガイドラインの セクション2.3に従って プロダクトページのメタデータを 正確に設定し 価格やオファー セールなどの キャンペーン情報は 含めないようにします 優れたカスタムプロダクトページを 作成する上で役立つ クリエイティブに関する考慮事項を いくつか確認しましょう 独自の特長を強調し 特定のオーディエンスにアピールする 特色あるビジュアルは 効果が高くなる傾向があります カスタムプロダクトページを開いたときに 最初に目に入るビジュアルであるため 少なくとも最初の2つの スクリーンショットは カスタマイズすることを検討してください これまでの成功事例から カスタムプロダクトページの アセットと ストア外のマーケティングの アセットを揃えて 両方で同じようなビジュアルや メッセージを使用すると App Storeでのコンバージョン率の 向上につながる可能性があります カスタムプロダクトページの デザインでは ユーザーの好みや興味関心 選択を考慮に入れましょう 詳しくは Apple Developer Webサイトをご覧ください ユースケースや技術面での詳細など この機能に関する役立つ情報が 掲載されています ご視聴ありがとうございました
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