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優れたショートカットを構築する
ショートカットを使用すると、ユーザーはすばやく簡単にアクションを実行したり、SiriやショートカットAppを使用してハンズフリーで用事を済ませたりすることができます。このセッションでは、ショートカットを表示できる場所、体験をカスタマイズする方法、Appのショートカットを他のAppからの変数やアクションと組み合わせて使用する方法を紹介します。
リソース
- Donating Shortcuts
- SiriKit
- Soup Chef: Accelerating App Interactions with Shortcuts
- プレゼンテーションスライド(PDF)
関連ビデオ
WWDC19
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(音楽)
(拍手) ショートカットチームの エンジニア イアンです 今日は ユーザ独自の ショートカット構築の手順と ユーザ体験を 最適化する方法を解説します
トピックは3つです まず 編集が可能となった アプリケーションのIntents ショートカット内での設定方法を 詳しくご説明します
次に 皆さんのショートカットが ユーザの目に留まるよう Siriに追加や 他のAPIを使い 提案する方法も話します
最後は 複数ステップの ショートカット構築 入出力を使い アクション同士の連携を高めます
では始めましょう Soup Chefは― クラムチャウダーかトマトスープを 注文できるアプリケーションです スープ注文のための intentができています
ショートカットエディタで アクションを編集します アクションのパラメータは 編集可能で― Intent Deifiniton Fileで 定義されています 入力がなければ パラメータは表示名を表示します この時 設定画面上のタイトルとして 表示されることがあるので 表示名は常に大文字にしてください
パラメータサマリはショートカットの 動作を説明する文です 動詞で始まる文章のようにします ここではアプリケーション名は不要です アイコンと共に アクション上部に表示されるからです サマリは短くし 必要最小限の パラメータのみを記述しましょう 残りのパラメータは “もっと見る”の下に表示され ユーザはそれを開いて パラメータの値を修正できます サマリはXcodeのShortcutsの項で 定義されています Soup Chefは持ち帰りと配達 2つのサマリを持っています アクション内で持ち帰りか 配達かを変更すれば それに伴い パラメータサマリも更新されます
アプリケーションはユーザの行動を 把握していますから ショートカットを作るのは アプリケーション内が適切です 誰かがトマトスープと チーズを注文したとします 繰り返す可能性が高いので Soup Chefは注文情報を― Intentsに渡し “Siriに追加”ボタンを表示します ボタンをタップすれば Siriに追加できます このAPIはiOS 12と変わりませんが View Controller内で できることが増えました
まず タイプや音声入力での 保存が可能になりました
IntentsのsuggestedInvocationPhraseで 規定値を設定できます アクションを端的に表す 短いフレーズにしましょう Siriに話す時に 言いやすく覚えやすいからです
その下にDoセクションがあり プレビューを表示します 可能な限り多くの情報を Intentsに入れましょう そうすれば追加で質問しなくても 再度スープを注文できます
Intentsが設定可能なら タップすることで 初期値を書き換え カスタマイズできます
終了後“Siriに追加”をタップし アプリケーションに戻ります ショートカットから 表示 編集 起動が可能になります 次は皆さんのショートカットを 見つけやすくする方法を解説します 初めてのユーザは まずギャラリーから始めます ここで既存のショートカットが 提案されています iOS 13では新しい項目が追加され よく使うアプリケーションの ショートカットが提案されます ユーザがどの程度 アプリケーションを使ったかに応じて ショートカットが 目立つ形で提案されます
この提案に 影響を及ぼす方法が2つあります INVoiceShortcutCenterを使えば 提案のリストが設定できます ユーザの習慣や好みを学びつつ 何度でも更新できます ユーザの最近のアクションからも リストを生成できます ユーザの行動を知る方法ですが 昨年Donationを紹介しました ユーザの作業内容を伝えることで― システムが適切なタイミングで 提案を行えます それにはINInteractionを作成し― ユーザの行動を入力した Intentsを加えます そしてDonateメソッドを呼びます ギャラリーで表示されるだけでなく ロック画面やSpotlight検索時に デバイスごとに提案できます
Donationについて 詳しく知りたい方は― 昨年のWWDCの セッションをご覧ください さて 他にユーザが ショートカットを目にするのは アプリケーション内で 新たに構築する時です エディタには実行可能な アクションが表示されます メディア再生を始めとし 多くのアクションが用意され ループやif文のような スクリプトのアクションもあります
アクションの提案リストも デバイスの使用状況に即しており サードパーティ製 アプリケーションも含まれます 僕はスープをよく注文するので Soup Chefが一番上です
Soup Chefに オプションを表示させるには 2つの簡単な手順を踏みます
まずキーパラメータを 何にするか決めます ユーザにとって 分かりやすい物にしましょう Soup Chefでは “スープ種別”を選択しました 量やトッピングより大切だからです
ユーザがアクションを 実行するたびにDonateします INVoiceShortcutCenterや INInteraction経由でDonateしていれば 追加の操作は必要ありません Donationがキーパラメータの 値を備えていれば 提案に表示できます
Donateする時はキーパラメータの イメージを追加してください しない場合はアプリケーションの アイコンが表示されます
どのアクションがDonateされたか 一覧を見るには アプリケーションの項を タップしてください
次は入出力を使い 複数のアクションを連携させ ショートカットを構築します
StickyNoteは メモを取るアプリケーションです
一連のアクションの中で― 重要なのは メモを名称で 検索できるアクションです それから見つかったメモに 文章を追加したり 削除したりするアクションもあります
iOS 13では アクションの出力情報を 他者が利用できます 識別子 名称 内容 最終修正日など― 情報と共にStickyNoteを出力できます
2つのショートカットを連携し メモを探し情報を追加することにします メモが最初のアクションの出力 2番目に入力として渡します
アクションから出力を生成する方法を 見ていきます
まず +ボタンを押しStickyNoteを示す 新しいタイプを追加します タイプには既に 識別子と表示名があります メモには内容と 最終修正日の情報もあるので プロパティとして追加し ユーザからアクセス可能にします
次はレスポンスを選択します Intentsの結果を表すオブジェクトです noteプロパティを追加し 今追加したタイプを選びます 最後にOutputのドロップダウンから プロパティを選びます レスポンスに複数の プロパティがある場合1つを選びます これで他のアクションが 見られる情報を管理できます
新たなアクションを追加し 見つかったメモを 修正対象として選択します
しかし2番目のアクションに 自動的に情報が渡せれば― 毎回 選ぶ必要がなくなるはずです 1つ目の出力を次のアクションの 入力にすればうまく連携できます 入力パラメータを選択しましょう Add Text to Noteという アクションに関して 入力パラメータとしてnoteを選択します 2番目のアクションを追加すると noteのパラメータに すでにメモが入っています 入出力を追加すれば 複数ステップのショートカットを うまく連携できます
今日の内容を振り返ります 最初はアクションの 設定方法についてでした 次に アクションがユーザの目に 触れやすくする方法と― Siriに追加の機能を解説しました さらにギャラリーとエディタで― アクションを見つけやすくする方法も 話しました 最後は入力と出力を利用して アクションを連携させる方法でした Soup Chefのサンプルコードで 機能を確認してみてください Siriで補足質問を活用する方法は 別のセッションで解説しています ありがとうございました (拍手)
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