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CloudKitコンソールについて
CloudKitコンソールを用いて、コンテナとの連携を強化する方法を確認します。データベースAppを動作させ、スキーマの変更を確実に定義、修正、デプロイする方法を紹介します。クエリビルダでクエリを作成し、レコードを簡単にフィルタリングする方法についても確認します。また、遠隔測定とログデータを使用して、Appの長期的な動作に関する新しい洞察を得る方法についても検討します。 このセッションを最大限活かしていただくためには、CloudKitとその開発環境および本番環境に精通し、レコードとデータタイプの基礎を理解していることが推奨されます。
リソース
関連ビデオ
WWDC22
WWDC21
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ダウンロード
♪ (CloudKit Consoleの 紹介) こんにちは 私はCloudKitチームの エンジニア Nikhilです 今日は CloudKit Consoleをご紹介します iCloudは ユーザの デバイスの機能を クラウドに拡張するための 非常に強力なサービスです 何百万人もの人々が iCloudを利用して 写真 ファイル データを 安全に保管しています iCloudを支えるデータベース であるCloudKitは デバイス間でコンテンツを 効率的かつシームレスに 同期させることができます また クラウドベースであるため CloudKitサービスは developer.apple.com を通じてオンラインで 管理されています CloudKit Console をお見せするのが楽しみです これは AppとCloudKit サービスとのやり取りを 管理するための デザインを一新した ダッシュボードツールです コンソールでは CloudKitデータベースに アクセスして管理したり テレメトリやログを表示したり することができこれまで以上に 簡単に作業を進めることができます コンソール全体のコンテンツは 他のAppleアプリケーションで おなじみの構造を踏襲しています 上部にコンテキストと アカウント情報 左側に ナビゲーションとプロパティ 中央に詳細が表示されます この新しいレイアウトでは 簡単に機能を選択して 詳細を確認することができます まずは 新しいデータベース Appの いくつかの機能を見てみましょう CloudKitデータベースを ご存じない方のために簡単に 説明すると CloudKitの データベースはユースケースに 合わせて定義されたコンテナ内に 存在し 開発者は2つの データベース環境を使用します 開発環境と本番環境です データベーススキーマは Appの 開発者が開発中に行った変更に 問題がなければ 開発用から本番用に昇格します 開発を始める際には ジャストインタイムで スキーマを作成したり コンソールでデータモデルを 定義することで 開発データベースを素早く 反復することができます 準備ができたら スキーマを 本番環境にデプロイします すると CloudKitが更新の 整合性を検証して データベースの古いクライアントが 壊れないようにしてくれます データベースAppを起動すると 開発者チームが所有する コンテナのリストが表示されます 次にコンソールを起動すると 最後にアクセスしたコンテナに そのまま移動します ドロップダウンで 開発環境を 選択したので スキーマセクション でレコードタイプが どのように定義されているかを 見てみましょう レコードタイプは CloudKitデータベースの データ構造を定義するために 使用されます 既存のレコードタイプのリストを 素早く表示しクリックして フィールドやインデックスの 詳細を見ることができます フィールドの追加は 簡単です 新しいフィールドの名前を決めて それに対応するタイプを 選ぶだけです
コンソールでのインデックスの 管理も簡単です このページで 既存のインデックス を簡単に確認することができます また フィールドを選択し 3つの インデックスタイプのうち 1つを選択して 新しい インデックスを作ることも可能です ここでは authorフィールド をアルファベット順に ソートするために ソート可能な インデックスを追加しています スキーマを管理している間に パブリックデータベースの セキュリティロールが どのように管理されているかを 簡単に見てみましょう CloudKitを使用したことが ある方は パブリックデータベースのレコード へのアクセスを管理するために 既にセキュリティロールを 使用しているかもしれません 今回 新しいUIが追加された ことでこれまで以上に セキュリティロールの定義と管理が 容易になりました
Appにスキーマが定義されたので コンソールを使って 開発中に保存した データを調べてみましょう この画面では レコードを 作成したり表示したりできます 新しいUIでは 表示するレコードを どのように取得するかという コンテキストを選択するために 右から左へのフローが表示されます
コンテキストを設定すると リストビューでレコードを表示し 詳細ビューでその詳細を 見ることができます リクエストを絞り込む必要が ある場合は 新しいクエリビルダを使って フィルタを適用し 必要なレコードを 正確に取得することができます 例えば CloudKitに 新しいレコードタイプを 書き込むAppの機能を 構築していて 開発環境でCloudKitが 実際に受け取ったものを 検証したいとします 新しいUIでは 一度クエリをセットアップして 保存しておけば
開発が進んだ時に また戻ってくることができます
また コンソール内で 使用されているURLは 特定の機能に直接アクセス できるように構成されています 例えば レコードビューに素早く アクセスしたい場合は ダイレクトリンクをSafariの ブックマークに追加します 新しいコンソールでは データやスキーマの管理が 迅速かつ直観的に行え 各機能において使い慣れたユーザー エクスペリエンスを提供します スキーマを作成し 開発環境に正しいデータが 保存されていることを確認したので 本番環境にスキーマを デプロイする準備ができました 先程 開発環境と本番環境の違い についてお話しましたが コンソールを使って本番環境に スキーマを簡単かつ安全に デプロイする方法をご紹介します 「スキーマ変更のデプロイ」 をクリックすると 本番環境へのデプロイに適用される 変更点が分かりやすく表示されます ここでは 以前の 本番環境用スキーマと 開発環境から 適用される変更点との間で 変更されたすべての内容を 確認できます 本番環境での変更は 元に戻すことができないため この差分表示によって 意図した変更のみが本番環境に 反映されていることを 素早く確認することができます 新しいデータベースAppの 機能については以上で 次はテレメトリを見てみましょう データベースをセットアップして スキーマを本番環境に 移行した後は 開発者のライフサイクルの 次の部分へと移り 自分のAppが CloudKit とどのように相互作用しているかを 観察し 調査します コンソール内のテレメトリApp では Appがデータベースと どのように やり取りをしているかについての 主要なメトリクスを示す チャートが表示されます リクエスト率 サーバー待ち時間 エラーカウント 平均リクエストサイズがすべて フィルタリング可能なチャートに 表示され 必要なデータを 見つけるのに役立ちます これらのチャートは Appの動作が 時系列で変化した時に 識別するのに役立ち Appの新しいバージョンが 予想外の動作をしていないかどうかの シグナルを出してくれます では ログAppを 見てみましょう コンソール内のログAppでは 更に深く掘り下げることができます CloudKitデータベースからの 詳細なログ出力が表示され Appのリクエストが実際に どう処理されたかを確認できます このAppは 開発中でも本番でも デバッグや調査に最適なツールです Appを開発 出荷する前に CloudKit Console を愛用していただけるかと思います データベースAppの 新しいスキーマ管理や クエリ機能を試したり ログやテレメトリAppの 新しい計測機能を確認したりして CloudKitの使用状況に 関する 実用的な情報を得ることが できると思います developer.apple.com には新しいドキュメントが追加され GitHubには便利な サンプルプロジェクトが 掲載されています 最後に CloudKitの 新機能について知りたい方は 「CloudKitの詳細」 コレクションをご覧ください 本日はお時間をいただき ありがとうございました CloudKit Console との出会いを楽しんでください ♪
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