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アシスティブアクセスについて
認知機能に障がいのある方がiPhoneやiPadをより簡単に使えるよう、アシスティブアクセスがどのように役立つかを学びましょう。アシスティブアクセスの基礎となるデザイン原則や、認知的負荷を軽減するためにシステム体験を適応させる方法を紹介します。また、アシスティブアクセスの仕組みや、アプリで関連のユーザー体験ををサポートする方法を確認しましょう。
関連する章
- 0:00 - Welcome
- 1:21 - Overview
- 2:55 - Principles
- 4:40 - Your app
- 5:23 - Optimized for Assistive Access
リソース
関連ビデオ
WWDC22
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皆さん こんにちは アクセシビリティチームの エンジニアのAllenです WWDCの “Meet Assistive Access”へようこそ Appleでは すべての人がアクセスできる インクルーシブな製品作りに 努めています 私たちは、認知機能障がいが テクノロジーと人々の相互作用において 特定の問題を引き起こす可能性が あることを認識しています アシスティブアクセスは 障がいを持つ人々の 認知的負担を軽減するために アプリやユーザー体験を 使いやすくするモードです 親 保護者 補佐人など 信頼できる サポーターの助けを借りながら アシスティブアクセスの設定を カスタマイズすることで iPhoneやiPadでこれまで以上に 自立してナビゲートしたり アプリを利用することが容易になります 本日はアシスティブアクセスの設定と 切り替え方法 その仕組みについて説明します 次に アシスティブアクセスの目標と コアバリューについて説明します アシスティブアクセスをオンにした時の アプリの動作について解説します 最後に アシスティブアクセスでの アプリの表示において 考慮すべき その他の点について説明します それでは始めましょう アシスティブアクセスの設定は簡単です 先程触れたように 信頼できるサポーターが 設定アプリを使用して デバイスユーザーのニーズに合わせ アシスティブアクセスをカスタマイズできます 設定からこのモードに初めてアクセスすると 信頼できるサポーターは 初期設定プロセスに案内されます 実行を許可する優先アプリの設定から バッテリインジケータ表示の有無まで アシスティブアクセスの 多くの側面をカスタマイズできます アシスティブアクセスは 設定または アクセシビリティ ショートカットを使ってオンにできます アシスティブアクセスに入ると 設定で壁紙を変更できる 新しいロック画面が表示され 通知を知らせる インターフェイスが表示されます
ロック画面を解除すると アプリのアイコンと 文字が大きくなった 新しいホーム画面が表示されます
アシスティブアクセスから このモード用に 特別にデザインされた 5つのAppleアプリを設定してみました 「通話」は友人や家族との会話 「メッセージ」はメッセージの送受信 「ミュージック」はお気に入りの プレイリストへのアクセス 「カメラ」は写真やビデオ セルフィーの撮影 「写真」は保存した 写真やビデオの閲覧ができます アシスティブアクセスは認知的負担を軽減する 効果的な体験を 生み出すことを目的とした デザインや開発目標に基づき作られました iOSやiPadOSの多くのアプリには ボタン アイコン メニュー 画像など UI要素が たくさんあります 人によっては この水準の機能性や完全性が 操作における障壁になることもあります 気を取られることなく タスクを完了できることが大切です アシスティブアクセスは 利用可能な選択肢を減らし 関連性の高い項目を見つけて ナビゲートできるようにします ステップと選択肢を少なくすることで タスクを完了するための 明確な道筋を示す手助けになります
エラーを認識して軌道修正することは 時に難しいものです ファイルの削除など 重要なアクションを行う場合は 明確な説明を提供し 続行する前に 何が起きているのかを 理解する機会が必要です これは時間に依存する動作を減らし いつでも簡単に 戻れるようにすることも含まれます
慣れ親しんだインタラクションや パターンを作ることは アシスティブアクセスにおいて極めて重要です 予測可能性と心地よさを確立し 同時に 文字と画像の両方を見るような マルチモーダルな体験ができます これは 認知的な負担を軽減し インターフェイスに 親しみを持たせ 理解しやすさを高めるのに役立ちます 複雑さを減らし ミスを防ぎ 使い慣れたインタラクションを作ることで iPhoneやiPadを より簡単に使うことができます では アシスティブアクセスをオンにした時の アプリの動作を見てみましょう アシスティブアクセスでは サードパーティ アプリはそのまま動作します この設定では 私のアプリを追加しました 見てみましょう アプリを開くと アシスティブアクセスは 画面下に大きく表示される 「戻る」ボタンを追加します
「戻る」ボタンを表示するスペースを 確保するため アプリはデフォルトで 縮小されたフレームで表示されます これは 個々のデバイスの 画面サイズに基づいて アプリをデザインした場合でも 美しく見えるようにするためです ホーム画面には 「戻る」ボタンをタップして戻ります アプリによっては 様々なデバイスや画面サイズに 適用するよう 特別にデザイン されているものもあります 「戻る」ボタン以外は フルスクリーンでアプリを実行できるよう 新たにinfo.plistキーを作成しました
UISupportsFullScreen InAssistiveAccessを info.plistファイルに追加し その値をyesに設定します このキーを使用することで 任意の画面サイズに適用するように アプリをデザインしたことを アシスティブアクセスに通知します 私のアプリは 特定のユーザー層用に 適応型レイアウトが必要なので このキーが関係してきます このキーを追加した後の アプリの動作を見てみましょう
素晴らしい アシスティブアクセスで利用可能な スペースをフル活用しています 皆さんのアプリでもお試しください iPhoneやiPadの優れたアプリは ユーザーのデバイスに関係なく適応できる 一貫したデザインレイアウトを持っています これは アプリがデザインや 画面サイズに基づいて レイアウトを ハードコードしていないことを 意味しています
SwiftUIでは デベロッパはビューを配置するために スタックやグリッドなどの レイアウトコンテナ さらに ビューのサイズ 位置 配列を 調整あるいは制約できる レイアウト修飾子を使うことができます よりカスタマイズされた レイアウトがアプリに必要な場合は “Compose custom layouts with SwiftUI”をご覧ください
UIKitでは AutoLayoutを使用し 2つの重要な機能を利用できます 1つ目のセーフエリアは Dynamic Islandや ホームインジケータなど システムのハードウェアや ソフトウェア要素によって さえぎられない画面の部分を意味します safeAreaInsetsプロパティを使用して インターフェイスの 可視範囲内にビューを配置できます
2つ目の機能のレイアウトガイドは 画面上のコンテンツの位置や 配列に役立つ長方形領域を定義します safeAreaLayoutGuideプロパティを 使用して要素を調整し コンテンツの周囲に 標準的な余白を適用できます
アプリをアダプティブにする方法については “UIKit: Apps for Every Size and Shape”をご覧ください アダプティブレイアウトとともに SwiftUIやUIKitのどちらの場合でも この新しいInfo.plistキーを使うことで アシスティブアクセスのユーザーに対し 素晴らしいアプリでの体験を保証できます
アシスティブアクセスで 皆さんのアプリを 誰もが楽しんで使えるようにしましょう ご視聴ありがとうございました ♪ ♪
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